Tom Jones - It's Not Unusual / To Wait For Love (Is To Waste Your Life Away)

多くのヒット曲で人気を博し、世界的なポピュラーシンガーとして大成功を収めたポップ～ブルーアイド・ソウル・シンガー／トム・ジョーンズが、1965年3月にPARROTレーベルからリリースしたシングルです（英DECCA盤 発売日：1965年1月22日）。

ピーター・サリバン・プロデュースによる作品で、ビルボード・ホット100チャートで最高10位、ビルボード・R&Bチャートで最高26位、ビルボード・イージーリスニングチャートで最高3位、USキャッシュボックスチャートで最高10位、カナダのRPMチャートで最高2位、全英シングルチャートで最高2位を記録しました。この曲はジョーンズの性的イメージを理由にBBCが放送を拒否したため、英国の海賊ラジオで初めて放送されました。

レス・リードとゴードン・ミルズによって書かれた曲で、最初にサンディ・ショーに提供された後、当時無名だったトム・ジョーンズによって最初に録音されました。レコーディングの編曲者はレス・リードでした。ギタリストはレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジだという説と、もしくは「シェイキン・オール・オーヴァー」や「ブラン・ニュー・キャデラック」でも演奏したジョー・モレッティだという説があります。

バイアン（ブラジル北東部の音楽ジャンルおよびダンス・スタイル）風の軽快なジャンプ・サウンドに乗せたキャッチーなメロディーを、ジョーンズがダイナミックなボーカルで歌った60's ポップス・クラシックス！

裏面はバート・バカラックとハル・デイヴィッドによる作品で、1964年にジェイ＆ジ・アメリカンズが最初に吹き込んだ曲のカバーです。

アーティスト【トム・ジョーンズ】







ポップ・シンガー、ブルーアイド・ソウル・シンガー。1940年ウェールズ生まれ。本名 Thomas John Woodward 。1963年に地元のビート・グループ／トミースコット＆ザ・セネーターズ（Tommy Scott and the Senators）に参加して活動。1964年にはジョー・ミーク（Joe Meek）のプロデュースによりソロ・デビューを果たす。録音はCOLUMBIA, DECCA, EPIC, JIVE, ISLAND, V2, S-CURVE等のレーベルにあり、「It's Not Unusual」、「She's A Lady」等のヒットや、映画『What's New Pussycat?』、『007 Thunderball』の主題歌を歌い、世界的なポピュラーシンガーとして大成功を収めている。1967年にはラス・ヴェガスにも進出し、一流のエンターテナーとしても活動した。