アメリカから渡英し、イギリスから人気を得て、アメリカで逆輸入の形で人気を博した、ロック＆ポップ・トリオ／ザ・ウォーカー・ブラザーズが、1966年2月15日にUS SMASHレーベルからリリースしたシングルで、ジョニー・フランツ＆アイボア・レイモンドプロデュースによる作品です。ビルボードホット100チャートで13位、英国シングルチャートで1位、ベルギーウルトラトップシングルチャートで15位、カナダのRPMトップシングルチャートで2位、ドイツで4位、オランダで9位、ニュージーランドで7位、アイルランドで5位、ノルウェーで6位を記録しました。







ボブ・クルーとボブ・ガウディオが書いた曲で、1965年にSMASHレーベルでソロアーティストとしてフランキー・ヴァリが吹き込んだ作品のカバーです。



原作よりも若干アップテンポに改良されたロックバラード仕立ててで、それにフィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドの装いをまとった壮大なサウンドです。名歌手スコット・ウォーカーによる、情緒的で力強いボーカルも深く染み入る歴史的名作です。

ヴァリのバージョンよりも商業的に成功しており、ウォーカーブラザーズのバージョンは、回顧的に批評家から高い評価を得ており、グループの代表的な曲と見なされています。

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裏面もバラード曲です。

Formats	Condition	Original?	Music Genre
45rpm/7inch	VG-/VG-/WOL/DH	US Original	60's Rock/UK
Released Year	Label	Producer	Songwriter
1966	SMASH/2023	---	Bob Crewe, Bob Gaudio
Chart Position	Matrix Number	Keyword	Note
US Pop #13- / UK Single #1-	YW 38436 4 / YW 38437 2	60's British Pops / Wall Of Sound	---

レーベルにかるい擦れとドリルホールあり。盤面に浅い擦れありますが、音質は概ね良好です。



アーティスト【ザ・ウォーカー・ブラザーズ】
アメリカ人ポップ・トリオ。ザ・スタンデルズにも在籍経験のあるスコット・ウォーカー（本名 Noel Scott Engel）、ジョン・ウォーカー（本名 John Joseph Maus）、ゲイリー・ウォーカー（本名 Gary Leeds：元ザ・スタンデルズ 1962-1964) の3人編成で、1964年にロサンジェルスで結成。ザ・スタンデルズ時代に渡英経験のあったゲイリーのコネクションを頼り、1965年に渡英。そこでプロデューサージョニー・フランズを紹介され、PHILIPSレーベルと契約。デビュー作の「Love Her」 / 「Pretty Girls Everywhere」は小ヒットを記録し、1965年にはジェリー・バトラーのR&Bカバー「Make It Easy on Yourself」が大ヒットを記録。イギリス国内でのヒットの後は、アメリカに逆輸入され本国アメリカでも大ヒットを記録。その後も「The Sun Ain't Gonna Shine (Anymore)」が英米でヒットさせ、バンドは1967年までイギリスを拠点に活動した1968年に日本ツアーを行った後、トリオは解散。1975-1978年の間には一時再結成している。

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