| 表記言葉 |
おおよその意味とニュアンス |
| あ行 |
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| R&B(アールアンドビー) |
「リズム&ブルース」(Rhythm
& Blues)の頭文字を取った略称。基本的に、メイン・ストリームの黒人音楽の事を指す。 |
| R&Bグループ |
一人の歌手ではなく、数人の黒人メンバーにより構成されているグループ。主にドゥーワップ/コーラス・グループの事をこう呼んだりする。 |
| いなたい |
どこか哀愁を帯びており、味のある雰囲気。大阪のミュージシャンや音楽愛好家がよく使う言葉。南部R&Bや、ブルース等によく使う。ニューオーリンズや、ナッシュヴィル等。 |
| SP(エスピー) |
50年代前半までは主流だった、10インチのSP盤レコードの事。一分間に78回転する為、英語では「セヴィンティーエイト」とも呼ばれる。重たくて割れやすいが、傷が多くても結構しっかりしたサウンドで聴ける。 |
| エッジ |
レコード盤やジャケットの縁の事。 |
| 塩ビ |
塩化ビニールというレコードの原材料の事。 |
| か行 |
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| 風邪ひき盤 |
見た目は綺麗なのに、「ゼェゼェ」「ザ〜ッ」「サー」というノイズが目立つレコードの事。ジャズ・コレクターがよく使う言葉だが、風邪気味っぽくゼェゼェ言うところから由来するらしい。原因は、スタンパーが磨耗していて、満足なプレス圧がかからなかった状態なのに、プレスされたレコードによく見られる症状。資金不足で頻繁にスタンパー交換をしなかった、R&B系のインディペンデント・レーベルでよく見かけるイヤな盤質。西海岸の「モダン」や「スペシャルティー」、そして「コブラ」等が悪名高い。良い曲は良い音質で聴きたいと思うだけに残念。もちろん、そういったハズレばかりではないのでご安心を。(ナイトビートでは買い付け時に細心の注意を払って選別してきております。) |
| カバー/カヴァー |
オリジナルではないアーティストが、他のアーティストの曲を歌ったり演奏したりする事。また別意で、LPのジャケットの事もこう呼ぶ。 |
| キューバーン(CB) |
DJ等で、頭出しをする際にキューバックし、針が往復した部分が焼けてしまい、それ以降曲の出だし部分に「チチチチチ」「シャー」といったノイズが発生する症状。スチレン製の7インチ・レコードに起こりやすく、コレクターのDJさんは要注意のダメージ(精神的ダメージも大きい。)この症状が出てしまったら、残念ながらもう諦めるしかない。頭出しの際には早急なキューバックをしないようにしたり、何度も擦ったりしない事が最善の予防策だと思われる。 |
| クラブ・ヒット |
特定のシーンやクラブで、一部に流行したヒット曲。「名物イベントでよくかかる」や「有名DJがセレクトした」等が主な理由で流行する人気曲の事。定番物もあればレア音源の時もある。 |
| グルーブガード |
レコードの外周が盛り上がったプレス方法のレコード。再生時に針が外周に落っこちない様にや、スリーヴの出し入れ時や積み重ね時に、盤面が傷付きにくい様にとの配慮から発案された。「キング」系に多い。山の様にポコっとなっているので、マウント・エッジ(Mount
Edge)とも呼ぶ。 |
| コーティングジャケット |
ジャケットの表面に施された光沢のあるビニールの薄い膜を貼ったジャケットの事。ラミネート・ジャケットとも言う。「マーキュリー」や「アトランティック」の初回盤などに多い。 |
| さ行 |
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| 傘下/傍系レーベル |
ひとつのレコード・レーベルが有り、同じ組織内で違うレーベル名で生産/リリースされていたレコードの事を指す。例えば「モータウン」が本社で、その下に「タムラ」や「ゴーディー」というレーベルがあるという状況。同じ会社でもレーベル・カラーによって流通させる市場が違ったり、配置された都市の地方レーベルとして機能させていた、など理由は多い。また、ラジオ局でオンエアしてもらうのに、同じレーベルのレコードばかりはプレイしてもらえないであろう、という配慮から別会社の様に装ったという商業的作戦という説も一理ある。 |
| 参考YouTube動画 |
参考程度に貼り付けているユーチューブの動画。バージョンが違ったりする場合もあるので、あくまでご参考程度に。時間の経過した掲載商品だと、削除されている場合もある。昔は、当時の珍しい映像を見る為には、画像の悪い海賊版のVHSを入手するしかなく、不便なもんでした。現代はとても手軽に動画まで伝えれるので、便利な時代になりましたね。 |
| 60'S
R&B |
60年代のR&B作品の事。61年頃からのダンス・ブームに便乗した作品や、ソウルの芽生えが見える作品が多い。以降64〜5年頃のソウル完成期までのアーリー・ソウルの事も含めたニュアンス。 |
| シールド |
主にLPに対して使う言葉で、未開封状態のデッド・ストック品の事をこう呼ぶ。ヴィンテージ・レコードとしては最高の保存状態で、コレクター生唾物の逸品。しかし、長年シュリンクに閉じ込められていた為、いざ開封してみたら盤ソリしていた。なんて残念な事もある様だ。 |
| ジャンル・レス |
良き音楽に壁は無し。という意。60'S/モッズ、50'S/ロカビリー、スウィング、ジャマイカン・オールディーズ…等の、各サブカルチャーやアンダー・グラウンド音楽シーンのジャンルを問わず愛聴されている曲の事。 |
| シュリンク |
主にLPに対して使う言葉で、アルバム自体を覆っているビニール膜の事を指す。 |
| 小レーベル |
大手レーベルではない、インディペンデント系レーベルの事。 |
| シルバー・トップ・レーベル |
50年代中期までよく見られたレーベルのデザイン。上半分がシルバーになっており、どこか風格が漂っている為、コレクターには好きな人が多い。「チェス」や「フェデラル」レーベル等。 |
| スチレン |
発泡スチロールと同素材を用いたレコード。使われているのは主に7インチで、軽くてパキパキしている。塩ビに比べ安価にて生産可能だったというメリットから、この素材で流通している物は非常に多い。「マラ」「エイミー」「ベル」系の「ベル」工場プレス盤が代表的。「スマッシュ」や「コロンビア」等の大手も積極的に取り入れていた。マトリックス表記は「BELL
SOUND」等。スチレン・ディスクの良さは、サウンドがとてもヴィヴィッドで、7インチ・サウンドの良さをダイレクトに感じる事が出来る点である。逆に、DJ等で使用し、頭出し焼けの「キュー・バーン」(CB)になりやすかったり、衝撃に弱く割れやすかったりというデメリットもある。 |
| セイム(Same) |
直訳通り「同じ」という意味。アーティスト名とアルバム名が同じ場合には、よく用いる。7インチでも、裏面が同曲の場合には「Same」と表記する。 |
| セイムフリップ |
フリップ・サイド(片面)にも同じ曲をプレスしているレコード。プロモ盤に多い。間違えて、B面をオンエアしないようにとの配慮だと思われる。 |
| セカンド・プレス |
表記「2nd.プレス」。初回盤がプレスされた直後や数ヵ月後、または1〜2年後に再プレスされた盤の事。再発盤とは異なるため、オリジナル盤扱いしても差し支えがない。3度目以降のプレス盤は同様に「3rd.プレス」「4th.プレス」と表記される。 |
| センターずれ |
レコードが生産される時点で、センター部分の穴がずれていたり、溝が僅かにずれている状態。再生すると、音がグニャグニャして聴こえたりして気持ちが悪い。ジャマイカ盤ではセンターずれの盤が多い様で、スカのDJ等は指で起用にセンター調節してプレイしたりしている。 |
| 反り(ソリ) |
外部からの熱や、圧力、悪い保管状態下での経年劣化により、レコード盤自体が反ってしまっている状態。大きく反っている物は再生が困難で、僅かな盤反りは(SWと表記)まだ再生可能なB級品として安価になる。 |
| た行 |
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| ターコイズ・レーベル |
ターコイズ(Turquis)・グリーン・カラーのレーベルの事。50年代の「リバティー」や「キャピトル」等が採用していた。マルーン・レーベル同様に、パッと見で古いプレス盤だと判断が可能。 |
| チリ・ノイズ |
VG以下のレコード等でよくある小傷や、溝に詰まった汚れや埃を針がトレースし発生する「チリチリ」といったノイズ。「ヒス(Hiss)・ノイズ」「サーフェイス(Surface)・ノイズ」とも言う。 |
| ツーサイダー(2
Sider) |
両A面シングルの事。当時、両面がヒットしたレコードの事もそう呼べる。現在では、DJが両面使えそうな、好曲がカップリングされたレコードの事を好んで使う言葉。 |
| ドリル・ホール |
過剰在庫品を廉価盤として流通させる際に、問屋が目印としてドリルでレーベルやジャケットに穴を開けた。なお7インチ・レコードに関しては、ドリル・ホールがある事に対し価値観を落とすコレクターは少ない。(LPコレクターの場合には、販売価格の査定に大きく影響するようだ。)また、ジャケットの角が切られているのも同様の意味で、「コーナー・カット[CC]」や「カット盤]」と表記したりもする。 |
| な行 |
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| 熱 |
レコードの大敵。熱ダメージによる、盤ソリやヒート・ノイズが発生する原因となる。真夏の車内での保管にはくれぐれもご注意を。年間を通して温暖だったり暑かったりする、アメリカ南部や西海岸では、熱を喰らった可愛そうなレコード達とよく出会う。日本製で「レコード・プレッサー」なる物があるが、シングル盤には対応していない状況なので、性能の向上を強く願う。 |
| は行 |
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| バブル |
プレッシング・バブルの事。プレスされる時点で、材料に気泡が混入し、見た目にもポコっとなっていたり、ブツブツになっていたりする。音質に影響が無い場合もあるが、ノイズに出る場合が多い不良品。 |
| B面 |
レコードの片面で、フリップサイドと同様の意。B面というと埋め合わせ曲や、A面とは違った雰囲気の曲を選曲されている事が多い。当時ラジオ局でDJが、直感的にどちらが「オンエアして欲しい」曲なのかを、直感的に判別可能な様にという配慮の意味もあった。具体例では「フィレス」レーベルなどは、B面にアーティストとは全然無関係のジャズやR&Bのインスト曲をカップリングしていた。また逆に思いがけず、B面がヒットしてしまう事もあった。(例:ハンク・バラードの「ザ・ツイスト」も、裏面のバラード「ティアドロップス・オン・ユア・レター」がヒット。) |
| ひげ |
主にLPに対して使う言葉だが、レーベル部分に再生機器のセンター・スピンドルが擦れて付いた細く薄い傷のこと。「スピンドルマーク」とも言う。 |
| ヒスノイズ |
全体的に「サ〜ッ」と音質に出るノイズ。マスター・テープの音そのものの場合もあれば、プレスが悪い(弱い)状態の盤で出る時もある。 |
| ヒット |
ポップ・チャート/R&B・チャートの100位以内にランクインされた曲の事を基本的こう呼ぶ。1〜30位が「大ヒット」、31〜60「中ヒット」、61〜100「小ヒット」といった具合だろうか。 |
| ヒルズ・エッジ |
レコードのエッジが丘(Hill)の様になっているプレス方法の事。「チェス」や「スペシャルティー」等に見られる。 |
| ファースト・プレス(1st.プレス) |
表記「1st.プレス」。一番最初にプレスされ、世に流通した初回盤の事。 |
| 45(フォーティーファイヴ) |
7インチ・レコードの事。英語では「セヴン・インチ・レコード」とは言わず、「フォーティーファイヴ」と言う。 |
| フォロー・アップ・ヒット |
アーティストが一発ヒットを当て、その直後に類似曲や話題性で、もう一度ヒットを出せるという事。当店では「後続ヒット」とも表現する場合がある。 |
| プチノイズ |
傷やプレス・ミスに起因するノイズ。「プチッ」となる中級ノイズ、「パチッ」という軽微なノイズ、そして「ブツッ」という大ノイズなど。 |
| フラット・エッジ |
レコードを横から見た時に、エッジ角が切りっぱなしの、フラットになっているレコードの事。50〜60年代の7インチ・オリジナル盤は、ほとんどこれに該当する。 |
| プロモ |
ラジオ局に対しての宣伝用にプレスされたレコード。レーベルそのものが白レーベルだったり、「DJ」「Not
For Sala」「Sample」「Radio Station
Copy」…などと明記されている場合も多い。スタンプが押されている場合もある。基本的にスタンパーが真新しい状態でプレスされる事が多かった為、プレス状態が優れている盤が多い。ラジオでプレイされることを考え、音質の良さには通常盤よりも気を使ったはずだ。 |
| フリップサイド |
レコードの片面の事。B面。 |
| ヘアライン |
紙製のインナースリーブに、擦れて付いた程度の薄傷。髪の毛の様に細い事から、こう呼ばれる(らしい)。この傷によるノイズは少ないとされる。 |
| ホライゾン |
水平線の事を指す。初期の「RCAヴィクター」や「タムラ」レーベルでよく使う。 |
| ま行 |
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| マルーン・レーベル |
えんじ色や海老茶色のレーベルの事。50年代中期まで採用していたレーベルが多く、どこか風格が有り、コレクターには好きな人が多い。「ヴィージェイ」や「チェッカー」レーベル等。 |
| マト/センター |
英国盤やヨーロッパ・プレッシング盤で、共通規格だったレーベル・センター部分の事。スモール・ホール専用の再生機器が主流だった為、付けられていた。好みで簡単に折る事が出来た為、センター・ホールが撤去されている状態の盤もよく見かける。その状態を「マト抜け」と言い、有るのか無いのかで英国盤コレクターの間では評価に差が出る(個人差にもよる)。 |
| マトリックス |
レコードの演奏が終わったデッドワックス部分。略して「マト」とも表現する事がある。ここに、手書きだったり、機械刻印だったりでプレス情報が刻まれている。これをマトリックス番号といい、オリジナル盤かどうか検証の手がかりとする事もある。 |
| メイン・ストリーム |
大衆音楽に密接だった存在の音楽の事。オーバー・グラウンド。 |
| や行 |
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| ら行 |
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| わ行 |
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| ワンヒット・ワンダー |
所謂「一発屋」の事。世界共通の言い方で、オールディーズ好きはよく用いる言葉。50〜60年代には、一度だけチャート・ヒットを残した人が多い。 |